Total Immersion

ヘビの脳や時間に関して、k さんから、貴重なコメントをいただきました

武道やサーフィンの話が出てきたので、私が持っている PoIC のイメージを、
水泳で例えてみます。

以前、私は偏頭痛を解決するために水泳を始めました(この話はマニュアルにも書きました)。
その時に、インターネットを調べていて出会ったのが「Total Immersion」という泳法でした。

Total Immersion は、元々、トライアスロンのスイム用に開発された手法です。
トライアスロンでは、体力をいかに温存するかがポイントになります。
次の動画は Total Immersion のコーチによるデモです。

キレイでしょ。
オリンピックなどで見る「競泳」とはかなり違う印象です。
こんな泳法が世の中に存在するんですね。
ほとんど水しぶきを立てず、滑るように泳ぎます。
Total Immersion は、「Fishlike Swim(魚のように泳ぐ)」という別名があります。

この泳法にはいくつかポイントがあります。

- 腕を伸ばし、体全体をカヤックのように長く使う
- 頭を完全に(Total)水に沈める(Immersion)
- 呼吸時に体をローリングさせる
- 頭を沈めると、重心が胸の辺りに来る
- 重心が前に来ると、足が自然に浮く
- 足をバタバタさせる必要が無くなる(バランスを取る程度の2ビートで十分)
- 体力を温存できる

クロール時の推進力は、手80:足20 です。
一方、エネルギーの消費量は手20:足80。
つまり、体力を温存しつつ長く早く泳ぐには「いかに足を使わないか」がカギとなります。

DVD のドリルでは、水中でバランスが取れる位置「スイートスポット」を探すところから始まります。
これさえ見つければ、あとはラクラク。

自分で長続きする泳法を身に付ける。
長く続けていれば、その中で色々な技術を身に付けることができます。

短距離を早く泳ぐことよりも、「持続可能性」の方が重要だと考えています。
この考えは、PoIC にも通じるところがあります。

4 Responses to “Total Immersion”

  1. toku Says:

    何と言う偶然!
    Total Immersionを1年かけてマスターしました。
    その当時この様なビデオも無く、Total Immersionって名で呼ばれていた事も知りませんでした。

    最初は足にビート版を挟んで練習してました。
    hawkexpressさんがおっしゃる通り、
    かなりの時間泳いでいられます。
    私の場合全く足を使いません。

    スイートスポットを見つけると、
    この泳ぎでもスピードがでるのと、
    魚になった気分になります。(笑)

    そして、、早さではなく、持続性があり、
    水中での思考は不思議な感覚を味わえます。
    上手く言い表せませんが”個”を感じます。

  2. Hawk Says:

    >>toku さん

    おぉぉ!こんなに近くに Total Immersion スイマーが!

    ドリルを練習している光景はちょっと奇妙、
    でも一度習得してしまえば、あとは延々と泳いでいられます。
    最初は周りの目が気になりましたが、あとはヘッチャラでした。

    ホント、魚になったような気分。
    このまま泳ぎ続けたら魚になれるかも!とか、
    これじゃイルカも確かにイルカになるわ、とか。:)

    Total Immersion には、他にも「没頭する」という意味もあります。

  3. k Says:

    以前、知り合いが、水泳のことについて言っていました。

    「いつまでやっても疲れずに泳ぎ続けられる段階(方法?)がある」「これええで」

    当時は、具体的に分からず、「へ~」と思っていました。

    今考えると、ここで言われているようなところに(多分、自分で?)到達したのではないかな、と思います。

    (その知り合いは、普段は主に仕事や物事のやり方について、(このブログ的な感じで)話したりすることが多いです)

  4. スキマカフェ » Total Immersion(トータル・イマージョン)スイミング Says:

    […] いやぁーTotal Immersionって言葉始めて知りました。 (参考記事:Pile of Index Cards:Total Immersion) […]

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