July 18th, 2008
アリ塚。大きいものはカテドラル(大聖堂)と呼ばれ、高さは6mにも達する。
アリ塚を作るシロアリは、アリやハチと同じ「社会性昆虫」。一匹は小さくても、集団で力を合わせ、こんなにも巨大な巣を作り出す。
この状況は PoIC の「情報カード」と「ドック」に似ている。 実際、このシステムの背後には同じルールが成り立っている。社会性昆虫について言えることは、PoIC という情報システムにも言える。PoIC ユーザーは、各々のシステムの中心で卵を産み続ける「女王アリ」に例えることができる。
それだけではない。Niklas Luhmann が、書類に囲まれて「社会」学の研究をしているのも、人格を持つロボットも、東京という都市も、みんなアリ塚と同じこと。
アーサー・C・クラークの有名な映画「2001年宇宙の旅」には、「モノリス」という不思議な石が登場する。サイズが1:4:9の、黒くてピカピカの石で、それに触れると人類は「智慧」を得て、次の次元へと導かれるという。
私が思うに、実際のモノリスは、ピカピカの無機的な黒い石ではなく、むしろこのアリ塚のような、有機的な生きた石なのでは。そして、モノリスに触れるためには、どこか遠くの国に出掛けていく必要はない。なぜなら、同じものが「ドック」という形で私たちのすぐ目の前にも現れるから。
メーテルリンクはアリ塚を指して次のように言う。
ユートピア主義者たちは想像力をこえるところに未来社会のモデルをもとめる。しかし、われわれの眼前には、おそらく火星や金星や木星に見出せるような社会と同じくらいファンタスチックな、本当らしくない、予言的な社会のモデルがある。
Updated : 2008.08.09 09:11
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July 17th, 2008
巨人を倒すには、石と紐とちょっとした知恵さえあれば良い。
Updated : 2008.08.09 09:22
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July 16th, 2008
Google Earth-ed Tokyo. Example of the “Raindrop“.
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July 11th, 2008
雨滴というのは、サイズが小さいとすぐに蒸発してしまうが、「ある程度のサイズ」を越えると、今度は一転してどんどん成長に向かうものらしい。上の図は、この様子を図示したもの。簡単に「雨滴モデル」と呼ぶことにする。
PoIC というカード・システムにも、この雨滴モデルと同じ原理がはたらいているように思う。システムを構成するカードが「ある程度の枚数」を越えると、システムは一転して成長に向かう。この「ある程度の枚数」を越えることが重要。具体的な枚数は人によって違うのだろうけど、私の場合は20枚だったらしい(「量を計る」の2006年2月〜3月のジャンプ)。
この絵を見ていてもう一つ分かるのは、2つの小さい雨滴だとそれぞれは蒸発してしまうけど、それを合わせて1つの大きな雨滴を作れば、成長に向かうということ。これを踏まえると、時系列によるカードの一元管理(=分類しない)は、システムの成長にも寄与しているらしい。小分けにしないで、まとめた方が成長は早い。逆に、現行の家ドックと会社ドックに分けるというやり方は、システムの成長を考えると、あまり良くないのかもしれない。やはり「ポケット一つ則」(野口, 1993)が一番良いということか。
今や PoIC で起きる現象は、「雪崩モデル」と「雨滴モデル」の2つで理解できることが分かった。カード一枚を一粒の雨滴に例えると、より統一的な描像も見えてくる。つまり、核の回りに水蒸気が付着し、成長し、雨滴となり、冷やされてできた雪の結晶が、地上に降り積もって、やがて雪崩が起きる、と。「情報カードを書く」ということは、そのままでは蒸発してしまう情報を凍らせて、結晶として固定すること。雪の結晶には、一つとて同じ形のものはない。
Updated : 2008.08.09 09:24
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July 10th, 2008
「青い人々」のマス(量)がなければ、革命も何も起こらない。
熱心な Macintosh ユーザーだった頃は、革命を起こすヒロインにしか目が行かなかったんだけど、PoIC を経験した今では、むしろ「青い人々」の方が重要に思える。
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